医薬品としてのプロポリス

プロポリスは最近注目を集めている健康食品です。
日本では取り扱われるようになって30年ほどですし、健康食品としての位置づけです。
しかし、その歴史は古く、エジプトでは古代からミイラにするときに腐敗剤として使われてきたと言われています。
ヨーロッパでも12世紀にはやけどや傷の処置に使われる薬として扱われてきました。
他にも戦争の時に負傷した兵士たちに塗布した記録も残っています。
このように、プロポリスはヨーロッパでは長い間医薬品として扱われています。

プロポリスには様々な効果があります。
たとえば、けがをしたときに傷の治りを早くしたり傷跡が残らないようにします。
他にも抗炎症作用があるので喉や口内トラブルの際には炎症を抑えてくれます。
最近では除菌効果が注目されていて、風邪やインフルエンザのような感染症予防が期待されています。

このように様々な効果が期待できるプロポリスですが、日本ではあくまでも健康食品という扱いです。
医薬品と健康食品との違いは、医薬品としての効果を記載できないところにあります。
健康食品の場合には『傷を治す』という表記はできません。
しかし、外国では医薬品として認められており、実際に傷を治すためにも用いられています。
ですから、傷を治したり炎症を抑えてくれるくらい効果のあるものであると考えて良いでしょう。

プロポリスは大量生産できるものではないですし、輸入していることもあり高価なものです。
しかし、飲めば様々なことに効果を発揮してくれます。
せっかく飲むならば効果が出るように飲むことが大切です。
蜂蜜やビタミンCと一緒に摂るとより効果的だと言われています。
黒酢やりんご酢といったビネガードリンクに入れて飲んだり蜂蜜とレモンでレモネードにするのもおすすめです。
匂いや味が苦手な場合にはサプリメントで摂る方法もあります。
サプリメントであれば味や匂いをほとんど感じることなく飲めます。
即効性があるものではないので毎日飲むことが大切です。
自分に合ったプロポリスの摂り方を研究し毎日の生活にと入りれてみましょう。